2003年6/7(SAT)浦底(テキストのみVer.)
ぱっとしない釣果が続く今日この頃です。僕の釣友はあまりの貧釣ぶりに嫁さんが愛想を尽かせて実家に帰ってしまいました。半分本当でうそですが。今度こそいっぱい釣って帰ってこなければこの僕のパパイヤ鈴木ばりのアフロヘアーを剃って奥様に詫びん覚悟で2週間前と同じ福井県敦賀市浦底へと旅立ちます。 準備してボートを沖へ漕ぎ出したるは午前6時頃。予報のとおり風は強かったのですが危惧していたほどではなく何とか釣りになりました。まず対岸近くの浅めのところから釣りスタート。釣友はキスねらい。僕はサヨリねらい。それぞれ始めます。僕の撒くオキアミに小魚は集まってきますがサヨリはさっぱり釣れません。釣友に釣れるはベラばかり。それでもなんとかキスを1匹あげる釣友。僕の方は撒いたオキアミにチャリコらしきものが現れ一人色めき立ちますが釣れる様子はなく、なんだか釈然としない気持ちで場所を移動することにします。 ところでここ浦底は関西電力敦賀原発のお膝元。夜には煌々と輝く怪しげな施設たちが我々を迎えてくれます。パトロールカーもたえず巡回しています。ただいまの放射能濃度、なんていう電光掲示板もあります。若狭に行くと何でこんな田舎に!?というような立派な、主に町役場や小中学校ですが、建物が点在していますがすべて原発の助成金で建てられたものです。ええと何が言いたかったかというと、海底にも原発の影響は及んでおり、浦底湾は原発に入る様々な船に対応できるよう底が掘られており、一番深いところで十数メートルの水深があります。そこのかけあがりを狙うべく我々は移動し、その読みが見事的中。ちょっと投げてさびいてくるとほぼ毎回釣れてくるようになりました。僕も釣友の入れ食いぶりを見てすぐさまキス釣りに変更。ぽつぽつ釣れます。釣友はそれ以上に釣れる大小様々の色とりどりのベラに苦戦しながらも確実に釣果をのばしていきます。途中2度のトイレ休憩とエサ補給(天然イシゴカイ取り、あまり取れなかった)を経て、ゴカイ1パック終了。あとは残ったアミエビとどこにいるねんサヨリ用のサシアミの消費にかかり(何も釣れず)15:00ごろ納竿としました。釣友16匹、僕9匹、計25匹という釣果でした。9時間で25匹、というのは微妙なところですがまあまあ楽しかったのでよしとしましょう。型はそんなに大きいのも釣れませんでしたが(目測20cm弱止まり)ピンギスも釣れずぼちぼちといったところです。釣ったキスは刺身と天ぷらになりました。うまかったです、はい。
釣果 キス(15cm弱〜20cm弱)25匹
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