行って参りました今年2回目。晴れ、最高気温19℃、波1mのグッドコンディションを逃すわけには行きません。今回も24時間営業じゃないコンビニが未だ数多く存在する若狭の小京都福井県小浜市に決定。近い方が釣れなくても傷は少なくてすみますので。 そんなやる気のない僕たち、小浜市内には14時頃着。明るいうちに好スポットを探そうっていう魂胆です。ここ小浜のメバルといえば内外海方面の漁港が有名ですが、ほとんどの漁港で駐車料金(清掃協力金)を徴収します。至極当たり前のことといえばそうなのですが、ノーリスクハイリターン、コストパフォーマンスを重視する我々には相容れないところがあることも否定できないわけです。たとえばある漁港に金を払ってそこで釣れなければ次の漁港に移動してまた金払ってなどという大盤振る舞いはまだまだガラスの20代の僕たちにはとてもできない芸当です。そこで協議の結果、今回内外海方面をやめることととし、我らがボート釣りのホームグラウンド加斗に向かうことにしました。しかし冬季も金取るのかな?という疑問もあるんですけどね。 加斗には15時前に着。春〜秋にはゴムボーターが押し寄せるこの場所も、さすがにオフシーズンは人が少なく、我々以外にはわけの分からないことを叫ぶ気がふれたバカップル2組のみ。 こんな昼間から釣れたらもうけもんやなあ、と思いながらだらだら準備をしていると、いきなり先に釣っていた釣友にヒット。20cm超、なかなかのサイズのクジメです。(アイナメかと思ってましたがよく調べてみたらクジメのようです)1gのビークヘッドにエコギアのサンスン。すぐ手前で食ってきたそうです。さらに釣友はそこで17cmを追加します。ちなみに僕は釣れませんでした。 釣れなくなったので西側の小堤防へ移動。藻や岩に囲まれたこの小堤防はきっと根魚の宝庫であろうと僕は固く信じておりまして一度冬にルアーをやってみたいと思っておったわけです。さて、ワームを投入するとなんだか小さな黒い魚が寄ってきます。腕の立つ釣友が釣りあげてみるとおなじみのメバル。結構いるみたいですが腕の立たない僕には釣れず、釣友が2匹釣ったのみでこの場所を見切ります。 次に参りましたのは砂浜の東側のテトラ帯です。水深はそれほどありませんが、魚が隠れるストラクチャーには事欠きません。というわけでまたも釣友にヒット。先ほどよりも少し大きい23cmのクジメ。身重の嫁を実家に置いて気を吐く釣友はもう1匹クジメを追加。負けずと僕もクジメをヒットさせますが、テトラの上からナチュラルリリース。これが家族のあるものとないものの愛の差でしょうか。しばらくすると釣れなくなったので加斗を去ることにします。しかし本当に加斗はお手軽でいいところです。 さて、暮れて参りましたので本命のメバルを狙うといたしましょう。場所は前回と同じ西津。今回は人っ子数人おりますが、結構しぶい感じです。しかし、小メバルマスターの称号をほしいままにしている僕にはそんなことは関係ありません。外灯の下、ようやく今日初ヒットは、ちょっと大きめの15cm弱のメバル。なんだか久しぶりに大きなメバルを見た感じです。その後もぼちぼち釣れますが18時から1時間半で僕3匹、釣友5匹釣り上げてこの場所をあきらめ、僕がちょっと気になっていた次の場所にちょっと寄ってみることにします。 そこは僕が小浜に行って生まれて初めてメバルを釣った場所、南川の河口の灯台跡です。現在は灯台の代わりに非常に明るい外灯が建っており、周りには沈みテトラが点在しています。こんなところで釣れるのか、と思いきや、すぐに釣友がヒット。相変わらずの小メバルですが、よく釣れます。沈みテトラの陰に隠れているようです。ここのメバルはそんなに目張っていないのが特徴です。結局1時間ちょっとで僕7匹、釣友9匹をさくさくっと釣り上げ、21時、満足して引き上げることにしました。こんなところで?ってかんじですが、なかなかよいポイントでした。しかし早く大きくならんかね、メバル。 結果:クジメ(17〜23cm)×4匹
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