2004年5/2(SUN)加斗

 

蒼島を北側から。よく行ったなあ


外道オンパレード

唯一釣れたキス

ふぐ

 

 

 

 

 

 


 待ちに待ったボートの季節がやってまいりました。(前々回も一応乗ったもののボート上ではほとんど釣りをしていないので今回が実質
今年初めての釣行になるだろう)とある情報筋によれば今年はアジ、キスとも例年より早いとのこと。さらにコウイカのシーズンも始まったと聞けば、僕の胸が躍らないわけがあろうか、いやない。
 第一ターゲット尺アジ、第二ターゲット鉄砲ギス、第三ターゲットコウイカに標準を絞り、GWのせいで午前5時というのにごった返す加斗海水浴場から僕たちは翼を広げて日本海という大空に羽ばたき飛び立ちました。
 無風ながら一つ一つが大きい船酔いしそうな波を受けながらまず向かったのがいつものポイント。ためしに一本サビキを出してみるとぽつぽつですが小アジが釣れます。しかしわれわれが目指すのはこのような木っ端アジではございません。ずばり尺アジです。いや、20cm超えればいいです。
 そして次に我々が向かったのは海水浴場の正面に位置する蒼島。北側はアジの一級ポイントとして知られているらしいです。というわけで何気に釣り船が集まっているポイントあたりがアジの爆釣ポイントと一途に思い込んで、ゴムボートを漕がせたら世界一の釣友がそのポイント、島の遥か沖まで何かに取り憑かれたように漕いで到着。サビキ釣りを開始します。
 でもなぜでしょう。釣れません。見たら周りの人もぜんぜん釣れている様子なし。それならと島に近寄って近辺で釣りをしますが魚っ子1匹釣れません。最初の場所に戻るという選択は誰もが予想できる至極当然の流れとして実行されました。さようなら尺アジ、今回も君に会えなかったね。僕は一人さびしく心の中で別れを告げます。
 何もないよりいいだろう、なんやかんや言って喜ばれる魚小アジを数十匹持って帰って今回はよしとしよう。いつもながら安易な考えを抱いて初めに来た場所に戻り、お土産確保サビキを始めます。
 ところがどすこい、釣れません。これはまずい。掛け違えたボタン裏返しに来たトレーナー社会の窓全開底なし沼に引きずり込まれるそんなイメージが僕の頭をよぎりだします。苦し紛れにコウイカを狙ってエギを投げてみますが釣れたら苦労しません。釣友のサビキにメバルがかかったのでならばとワームを試してみますがもちろん釣れません。
一通り別の釣りを試し、半ばあきらめモードでサビキをそこに落とすと小気味よい当たりが。会いたかったよ小アジさん。群れが来たのか1〜2匹ずつながら入れ食いです。そこでなんとか数十匹追加に成功します。
やがて小アジのアタリも止み、波風ともに強くなってきたので海岸に近づきつつキス釣り開始。第二の保険です。小さくてもいいから数釣れればOK、そんなパルスイートよりも甘い僕たちの目論見は初めから崩れ去る運命にあったのです。結局釣友が15cmくらいのキスを1匹というお話にもならない無残で残酷で凄惨な結果に終わりました。
 そしてさらに強くなる波風に引き上げていくほかのゴムボート同志と同様、我々のGWフィッシングは昼を待つことなく終わりを告げるのでした。

釣果:小アジ34匹 メバル1匹 シロギス1匹


  

 

 

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