2005年5/7(SAT) 宮津
三度の釣りより飯が好きな僕のGW二度目の釣行は好釣果に味を占めて前回と同じく宮津・阿蘇海。柳の下に二匹目のスズキに僕とその2人の幼なじみ(3人合わせて卒寿)が襲いかかります。いればの話ですが。ここでは2人の幼なじみをA(いつもは「釣友」と表現しているゴムボートの共同所有者)みB(5/4の釣行時同行したキュートでポップな先生)と称することにしますが、そんなに何回も出てくるわけでもなく複雑な話になるわけでもありませんのであしからず。
期待はしてはいけないと分かっていながら高まるテンションが僕たちを16時に到着させました。B君は神戸から現地合流で1時間後の17時着。ポイントはもちろん5/4といっしょ、水路の入口ちょい手前。明るいうちは船が通るので(一度船に竿ごと持って行かれた経験あり)様子を見ながら電気ウキを投げ、片手間にルアーをやってみますが、そう簡単に釣れるはずはありません。ここの本番は暗くなってからです。
さて、暗くなりました。痛々しいボラの腹打ちが夜の静寂を切り裂く一方で煌々と輝くいくつかの電気ウキは時折気づいたかのように小魚がエサをつつく小さな動きを見せる以外はその複雑な阿蘇海の海流に身を任せて右へ左へただ流れ続けます。簡単に書くと、渋い、渋すぎる。やがて、今日一人気を吐く予定のB君がエサをつつく小魚の正体を自ら釣り上げることにより日の元に(沈んでるけど)晒してくれました。にっくきヒイラギ君です。彼は親指にも満たないヒイラギをスズキの仕掛けで釣り上げる荒技をやってのけてくれました。ある意味スズキサイズを釣るより難しいかもしれません。
そんなことをしてるうちに後から来た隣の人がハネサイズを2匹ほどあげました。会話を盗み聞き、仕掛けを盗み見したところ、タナは1m以上ある模様。鉄よりも固い意志を持つ僕たちはすぐさまタナを変更。すると数十分後B君のウキがぽこぽこしだします。沈んだり浮かんだり微妙な動きですが、針には何かついている模様。釣れてるのか釣れてないのか分からないようなかんじでB君が手前に寄せてくるとそこそこのサイズ。僕より数倍器用なA君が難なくタモ入れ。メジャーではかってみると46cm。とりあえずハネと読んで差し支えない大きさです。食べるにもおいしいサイズ。B君先日に続き出世魚表現しない場合生涯2匹目のスズキゲット。
隣の人が釣れた魚を見て「小さい」と言って帰っても、(よけいなお世話)僕たちのスズキに対する熱い想いが変わることはありません。嘘です。やがて日が変わってもA君と僕の竿から何らかの生体反応を感じることはできませんでした。2時前にギブアップ。30歳三つ巴のバトルはB君の勝利に終わりました。まあ、1匹ですけど、誰か釣れてよかった。
釣果…ハネ1匹(46cm)

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