2005年7/10(SUN) 加斗
上の文章書くのでもう力尽きた感もありますがもう少し続けます。曇天下、忘れもしない4:44。2週連続で予報を外してくれた気象庁に感謝しながら涙の出船です。十数分後、一番手軽で釣り物も多い片江鼻の先で自堕落な釣りを開始します。 まずは自堕落なサビキで様子見です。かすかなアタリとともに上がってきたのは小指の第二関節までほどの超豆アジです。小指の第二関節までを見てその小ささを実感してください。犯罪のにおいがするほどの豆サイズですが、釣れたものは仕方ありません。そのまま泳がせのエサに使うことにします。釣友はスズキを意識してウキ、僕は底物狙いの胴付き仕掛けでフィッシュイーターのご機嫌を伺います。 胴付きの場合、当然アタリは竿先で判断するわけですが、オモリが障害物に引っかかるとボートの揺れで竿が曲がったり戻ったりするのが紛らわしくて変に期待したりするわけです。しかし一アジ泳がせ釣り人としてステップアップするためにそのような煩悩を捨てるべくひたすら無視し続けること数十分。ふと竿先を注視してみると明らかにボートの揺れのリズムとは異なった竿の動き。とりあえず竿を手に取り中途半端なアワセを入れて巻き始めるとついてますついてます何かの魚が。 たいした抵抗もなく数十秒のやりとりの後、見えてきたのは褐色の平べったい魚体。なんなくタモにおさまったのは高級魚として名高いヒラメ様。1年ぶりのご対面です。サイズアップして帰ってまいりました33cm。ソゲサイズとはいえ、生涯2匹目(電通調べ)のヒラメです。ガンゾウヒラメは除きます。 そして、燃え尽きた僕はうつろな目をして泳がせと並行してエサ確保のためにサビキ釣りを続けます。が、ほんの少し釣れてくれた豆アジさん達は去り、塩焼きサイズの20cmに満たないアジが数匹釣れそして去り、招かれざるヒイラギが入れ食い状態になったあと、ぱったりと釣れなくなりました。根かかりライントラブル続出の釣友はやる気をなくしながらもキス釣りを始めピンギスを十数匹追加しますがこちらもヒイラギラッシュに遭い、いつもより数時間早く納竿の時間が僕たちを訪れるのでした。ヒラメバンザイ!だから加斗はやめられんなあ。 釣果…ヒラメ(33cm)×1匹 アジ(豆〜小)×10匹 キス(ピンばかり)×12匹 |