2005年8/11(THU)加斗 


 
シオ
ツバス
第一部うなだれ
久々子湖
第二部うなだれ

 8月も半ばに入り夏まっさかりといったところですが、今回は休暇を取って1日中釣り三昧としゃれ込ませていただきます。朝の部はいつものように加斗で優雅にボートを浮かべ、夜の部では久々子湖に揺れる電気ウキを眺めながらロマンチックに真夏の夜を過ごす二本立てです。
 加斗到着は4時過ぎ。小雨がぱらつく中遅くなった日の出とともに出船。釣り場到着とともに気持ち悪いくらいの豆アジが僕たちを迎えてくれます。さらにはボートの周りそこかしこで起こるナブラ。ということで早速エサを確保のため、サビキ釣りを開始します。しかしここで後々まで響く大きなミスを犯してしまいます。サビキの針が大きすぎて豆アジが釣れません。
 それでもなんとか釣った豆アジで釣友泳がせ開始。ほどなくしてウキが沈むと同時に水面を割った派手なパフォーマンスを繰り広げる魚。ダツのようです。結局ばれてしまいましたが、ダツがばれたことに対する安心感とナブラの正体がダツであるということに対する失望が入り交じる狭い船内。
 ややテンションは下がりましたがサビキ針が大きいために本当にポツポツとしか釣れない貴重な豆アジをエサに続く泳がせ釣り。続いても釣友にアタリ。なかなかの引きとともに上がってきたのは26cmのシオ。よく見たらサビキする下でうじゃうじゃ泳ぎ回ってます。ためしにメタルジグを放ってみると追いかけてくる追いかけてくる。ヒットはしませんが。泳がせの仕掛けを回収するときにもエサのアジを追いかけて水面近くまでやってきますが、エサのアジが大きいためか捕食までには至りません。
 はい続きましてしばらくしてまたまたアタリ。(釣友が)引きを楽しんだ後あがってきたのは今度はツバス、27cm。小さいですが青物回りまくりです。なかなか素敵な日に当たったようです。有給取ってよかった。
 取ってよかったと思ったのはともかく、残念ながら僕にはアタリ一つありません。気がつけばアジも釣れなくなり残っているのは中途半端なサイズの小アジのみ。相変わらずボートの周りでは青物達が普通に泳ぎ回っているというのに。歯がゆい思いをしながらアミエビもアジも切れジ・エンド。気を取り直してキス釣ってヒラメを狙おうということになりました。
 何を狙おうとここ日本国では自由が保証されていますが釣れるかどうかはまた別の話ですっていうか釣れないですよ。ピンギスは飽きない程度に釣れてくださいますが。書くまでもなくヒラメは釣れず、ピンギスを計28匹を釣り上げ昼前に第一部〜星を継ぐもの〜を終了としました。
 
 片づけを終え、男二人30歳、海と戯れた(つまり海水浴)後、第二部〜恋人たち〜のポイントへと車を進めます。場所は二度あることは三度目のチャレンジの久々子湖。日本でも数少ない汽水フェチである僕はあえてこの湖にこだわってみたいと思います。
 今回の場所は前回の南岸から西岸に変更。小学校から南に延びる遊歩道の中ほどに車を横付けします。浅そうですがなかなかよさげなところです。そして夕方まで昼寝。暮れ始めたところで起き出して電気ウキとぶっこみを始めます。
 改行するほど話が変わるわけではないのですが、まあアタリ一つなく、湖面に揺らめく赤と白の光は微動だにしません。もちろんぶっこみにも反応なし。人っ子一人いないし、今日はいないのかな?と思いきやしばらくすると隣に釣り人がやってきて開始早々ばしゃばしゃと派手に魚を取り込む音。彼らのウキを眺めていると次々にウキが沈み、次々と魚を釣り上げている模様。
 釣友が盗み見たところによると、80cm程度の僕たちに比べタナは1ヒロ以上ありそう。ということでタナを変更してみるもののそんなに簡単にことは運ばずやっぱり釣れない。やめようとしたときに一度だけウキが沈んだが空振り。隣の人は相変わらず次々に釣り上げている中(救いなのは多分かなり小さかった)、疲れ切った30のおっさん2人の第二幕は静かに終わりを告げるのでした。
  
釣果…

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