2004年8/28(SAT)加斗

 

バンビ 

キター! 

カマス 

チャリコ 

 愛と日テレとジャニーズと森光子が地球を巣くう24時間テレビから早1週間。僕の心は未だその感動の余韻からさめてはいません。しかし僕は行かなければならないのです。そこに休みと日本海と小アジと豆アジがいる限り。どうでもいい前ふりはここまでです。8月3回目の釣行は加斗。今年はアオリイカが豊漁で、早くも小さいながら釣れだしたという話を聞きつけ、昨年の無念を晴らすべく現地に向かいます。

 道中5匹の鹿を目撃する幸運に遭遇し、しかも撮影にも成功しもう帰ってもいいかなとある種の満足感を味わいながら0時前加斗到着。即就寝といきたいところですが今回の我々は気合いが違います。西側の小堤防でエギング決行。台風の影響か波をかぶる小堤防の片隅で竿を振りますが、釣れる気配はほとんどありません。結局1時間くらいで諦めて寝ることにしました。

 ふと目を覚ますと6時前。やってしまいました2時間近くの寝坊です。いつもなら無数の車で道路や駐車場が埋め尽くされているのですが、台風の影響か止まっている車は数台。ボート客は皆無。確かにいつもより水位が高く波っ気もありますがボートが出られないほどではありません。まさに加斗独り占め状態。とりあえずいつもの片江鼻近辺に漕ぎ出します。

 まず何をするにもアジです。ある時は釣れなかったときの保険に、あるときはエサに。とりあえずサビキからスタート。しばらくアミエビをまいていると唐揚げとエサに最適な豆サイズが釣れ出します、っていうか入れ食い。しかしここでトラブル発生。ストロークの大きな波に僕ダウン。ゴムボート始まって以来の船酔いに屈辱感を味わいながら少し波の穏やかな場所に移動、即寝。釣友はその間にロボットのようにアジを釣り続けます。

 数十分して回復した僕は、やる気も回復。もうすでにかなり釣れた小アジで泳がせ釣りをすることにします。自立式のウキにおもりなし、チヌ針に小アジを鼻がけ、タナは1.5ヒロ程度。適当に投げて放っておくだけです。放っておいてしばらくせっせとサビキにいそしんでいると突然泳がせのリールが逆転!アタリです。巻いてみるとこりゃ重い!激しく抵抗されます。動揺して足をがくがくさせながら何年ぶりかのまともな魚との数分間のやりとりの後、ようやく見えてきた魚影はどうやらハネ。竿が長いためなかなか寄せられず苦労しましたがなんとか無事にランディングに成功。47cmありました。目の上にがっちりかかっていたため糸切れが防げたようです。ラッキーでした。

 このハネで俄然やる気が出てきた我々はさらに泳がせ仕掛けをもう1本投入。するとまもなく釣友に何かのアタリがありますがあげられず。さらに頭だけをかじるアオリイカ特有のアタリも出てきたのでサビキ竿を1本に減らしてアオリイカ仕掛けを投入。アオリイカらしきものがヒットしますが惜しくもラインブレイク。その後散発的にアタリがありますが、結局あげられず。昼前、波風がきつくなってきたので片江鼻を撤退することにします。

 その後波が多少ましな片江鼻西側で小アジ無数とカマス数匹を追加、泳がせもしてみますがアオリイカのアタリ1回のみ、保険に買ったイシゴカイを消費すべく行ったキス釣りは数センチのチャリコの猛攻を受けるのみ。ちなみに今年は本当どこいってもチャリコ多いですね。結局13時前納竿としました。

 今回は正直ハネが釣れただけで満足です。小さいですけど。いつもはおもりつけて底狙いなのですが今回は青物を意識してウキ釣りにしたのが功を奏したみたいです。アオリイカもこの調子ならその姿を見るのも時間の問題と見ました。今年の秋はやるんじゃないの?僕。調子乗っちゃうよ。

釣果:アジ×228匹 ハネ×1匹 カマス×4匹
 
 

戻る